トラックレーン用道路標識整備工 | 東京都墨田区 | 2012.04.09 |
施工前 | 施工後 | ||
施工前 | 施工後 |
標識には案内・規制・警戒・指示と種類が有ります。
今回の工事で取り付けた標識は規制標識で、「特定の種類の車両の通
行区分」を示すものです。
大型貨物自動車と特定中型貨物自動車は、一番内側の車両通行帯を
通行する規制区間を意味します。
設置するものが大きいので、事前に設計書に基づき入念に現場調査を
行い、設置場所付近の構造物に支障をきたさないか確認し工事を行い
ます。
まずは標識を取り付ける柱の場所を規定の深さまで堀削し、柱の基礎に
なるH鋼杭という鋼の杭を打ち込む準備をします。
さらに打ち込む前には探査棒を使い水道管など障害になるものが無いか
確認します。
障害になる物が無いと確認出来たら、H鋼杭をバイブロハンマーという
大きな機械で打ち込みます。
柱と標識をクレーンの付いた車両や高所作業車を使用し、取り付けま
す。
柱をH鋼杭にボルトで固定し、型枠を組み立てた後、コンクリートをミキサ
ー車から枠の中へ流し込み柱の基礎を作ります。
コンクリートが固まった後、基礎周りを充分締め固め、土を敷き表面を仕上げます。
最後にビラ等の貼り紙防止シートを貼り付け工事完了です。