「高血圧の日」です。 | 2018.05.17 |
5月に入り、夏のように暑くなる日も増えてきました。
季節の変わり目は、体調を崩しやすいので注意したいですね。
さて本日5月17日は、「高血圧の日」だということご存じでしたか。
ちなみに私は、知りませんでした、、、、。笑
日本高血圧学会と 日本高血圧協会は、第30回日本高血圧学会総会におい
て、毎年5月17日を「高血圧の日」と制定することを宣言し、日本記念日協
会により認定登録されました。
これを機に、2007年5月17日の「世界高血圧デー」を中心に実施されてい
る高血圧の啓発活動を、2008年からは日本でも正式に「高血圧の日」にあ
わせて引き続き実施されることになりました。
2008年から、ということで「高血圧の日」の啓蒙活動は今年でちょうど
10回目となるわけですね。
高血圧の定義は高血圧 140/90 mmHg以上とされています。
日本人の三大死因のうちの二大疾患である脳卒中や心臓病など、生命に関わ
る病気を引き起こす最も主要な原因となり、とても恐ろしいものです。
しかし高血圧はサイレント・キラーと呼ばれており、自覚症状がないため、
現在、日本に約4,000万人と推定されている高血圧患者のうち実際に治療を
受けているのはわずか2割の約800万人といわれています。
多くの方は自覚症状がなく、ある日当然症状が、、、、なんてこともある
かもしれません。
自分の血圧は、定期的に測り把握しておきたいですね。
また、高血圧を引き起こす原因のひとつに食塩の過剰摂取があります。
塩分摂取量の1日分の目安は男性は10g未満、女性は8g未満となっていま
す。日本高血圧学会のガイドラインでは高血圧症がある場合は、
1日の摂取量を6g未満を目標にすることを勧めています。
しかし、現代人が摂取している塩分量は昔に比べて減っていはいるもの
の、男性が12.0g、女性が10.3gと、いぜんとして目標量よりも多い状況だ
そうです。
日本人が食塩をとり過ぎる原因のひとつとして、味噌や醤油など伝統的な
調味料や漬物など塩分が高い保存食が考えられるそうです。
加工食品や外食の塩分の高さにも注意が必要ですね。
以下は、塩分の高い食事メニューです。
八宝菜・・・・・・・・7.6g
焼肉定食・・・・・・・6g
ラーメン・・・・・・・5-6g
天ぷらそば・・・・・・4.5-5g
にぎり寿司・・・・・・4-5g
ハンバーガー&ポテト・・2.5-3g
チャーハン・・・・・・・2-3g
個人的に八宝菜がラーメンより塩分が高いことに驚きです。
女性なら1食で、1日分の塩分摂取量の殆どを摂ってしまうことになります
ね。
それ以外の2回の食事で塩分量を調節するなど対策が必要です。
外食が多い方は、ぜひ参考にしてみてください。
ちなみに私は、生まれつき低血圧ですが、低血圧の方は適量な塩分とタンパ
ク質を摂取することが体にいいそうです。
また遺伝や体質での低血圧の方も多いそうで、そういった方はヨガや漢方で
の体質改善が効くとされています。
高血圧の人も低血圧の人も、も自分に合った方法を見つけて症状がでたり悪
化する前に対策していきたいですね。
web担当